仕事用のLINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパンは、「LINE WORKS」のメジャーアップデートを発表。主なアップデート内容は、LINEユーザーや他社のLINE WORKSユーザーとつながる外部連携の機能拡張、カレンダー機能のリニューアル、管理者が初期設定を簡単に行える機能の追加。
1.外部ユーザーとも「ノート」「予定」「フォルダ」機能が利用可能に
これまでも外部連携機能により、LINEユーザーおよび他社のLINE WORKSユーザーと個別/複数人でのトーク(チャット)は可能だったが、本アップデートにより他社のLINE WORKSユーザーとグループのが作成できる。これにより、パートナー企業や協力会社と「ノート」を使った情報共有や、共催イベントで「予定」を使った日程管理、代理店と「フォルダ」を使った資料共有など、社外とのコミュニケーションがさらに円滑に。
2.カレンダー機能のリニューアル
モバイル版およびブラウザ版のカレンダー機能を一新。モバイル版では予定作成において利用頻度の高い項目を上部に配置し、予定参加者の空き時間確認画面を、より見やすい表示にするなどのレイアウト変更を実施。ブラウザ版では、メンバー予定表のメンバー一覧から、予定の確認が不要なメンバーを非表示にできる機能を追加。その他、カレンダーのプリントアウトにおいてAdobe Flash Playerを不要にするなど、よりわかりやすく使いやすい仕様へ変更した。
3.管理者による初期設定を補助する機能を追加
管理者が簡単に初期設定を行えるよう「セットアップマネージャー」の機能を追加。LINE WORKSの利用用途を選択すると、適切な設定が管理者画面に自動で適用。特にビジネスチャットを使い始めたばかりの管理者では、ビジネスツール自体が初めてという利用者も多いが、セットアップマネージャーによって簡単に環境づくりが行えるようになる。