アジアを中心に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を行うエボラブルアジアは、2019年6月度にビジネストラベルマネジメント(BTM)事業において、ウェブ出張予約システムを新規32社でオープンしたと発表。なお、グループ会社であるエアトリと東京マスターズの新規オープン数も追加した数字となる。
同社がオンライン旅行事業において法人向けに展開している「ビジネストラベルマネジメント(BTM)事業」では、航空券・新幹線・宿泊・パッケージ・レンタカーを網羅した、国内外の出張ニーズに応えるサービスを展開している。クライアントには継続利用することで直接・間接のコスト削減のメリットがあり、同社にとっては、継続利用によって利益が積み上がるストックビジネスモデルとなっている。
エアトリBTMを導入すると、クラウド環境で自社専用のウェブ出張予約システムを利用でき、請求が一括請求となる。そのため、仮払いや事後精算などの手間を省くことができる。
同社が2019年6月に行った調査によると、日本におけるBTM市場は、6.4兆円規模でありそのうち国内移動・国内宿泊は約1.8兆円規模。BTM導入によって、出張経費の10~20%削減につながるとの調査結果もあるものの、航空券利用に関しては過半数の企業が出張経費管理を行っていないという背景から、今後さらなる拡大が見込まれるという。