ソフトブレーンは、自社プロダクトであるCRM/SFA「eセールスマネージャー」を再開発し、ビジネスにフィットしたクラウド型新CRM「esm(eセールスマネージャー)」の提供を開始した。新CRMのesmは、ビジネス環境の変化に対応するために柔軟性、拡張性を追求した新アーキテクチャを採用している。同時に、これまでの顧客要望や市場ニーズを調査・研究し、直感的な操作性と洗練されたデザインによって、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させた。
本サービス提供の背景
ソフトブレーンは、マーケティング、セールス、アフターサービスなどさまざまな顧客接点業務においてデータドリブンなビジネスを図るためのソリューションをリリースしている。
今回提供開始する新CRMのesmは、新たなアーキテクチャを取り入れ、顧客接点業務を一気通貫で管理可能としながら、他社サービスとの連携の実現や、AI機能も包括した。
開発に際して、これまでソフトブレーンに寄せられたCRM改善要望の約7割を取り入れUXを改善した。それにより、システムへの入力は最小限に、直感的に操作でき、手順を減らすことができ、esmに入力した情報は、ユーザーが必要とするタイミングで利活用することができる。
また新たにコンポーザブルアーキテクチャ(※)を取り入れたことで、ユーザー企業は自社のビジネス変化にいつでも追従できるCRMを、コストや時間をかけずに利用することが可能となる。
※システムやアプリケーションを小さな機能単位のコンポーネントに分割し、必要に応じてそれらを組み合わせて構築できるようにする構造を指す
「esm」の特徴
1.顧客接点活動を強化させる3つのポイント
顧客接点を一元管理:さまざまな業務を通じて得られる顧客接点情報を、シームレスに管理する。
戦略的顧客エンゲージメント:蓄積された顧客データに基づき、効果的なマーケティング施策を展開し、顧客とのつながりを強化できる。
業務効率の向上:さまざまな機能とAIを活用した業務の自動化により、業務効率を向上させる。これにより顧客に価値を提供するクリエイティブな活動に集中できる。
2.変化するビジネス環境に対応可能なコンポーザブルアーキテクチャ
モノリシックなシステムでは、システム全体が一体化しており変更や拡張が困難で変化するビジネスに直ちに対応することができないという問題に対して、esmは業務を細分化し、小さなコンポーネントとして機能を再構成した。この取り組みにより、ユーザー自身が業種・業態やビジネススタイルに合わせて、必要な機能を自由に選定・組み合わせることが可能となった。
3.UXの向上を果たす新機能の搭載
これまで中小企業向けのeセールスマネージャーには提供をしていなかったBI機能(データ分析機能)をオプション利用できるようになった。Excelでの予実管理や案件管理からの手間から脱却が可能となり、より多角的に情報を活用することができる。
ソフトブレーン プロダクト開発本部 執行役員 小田健太氏のコメント
現場に寄り添い、真のユーザービリティを追求した、新たなeセールスマネージャーがついに誕生しました。この革新的なプロダクトは、顧客接点業務のあらゆる側面に着目し、お客様の売上向上、収益向上、さらなる効率化を実現し、業務をクリエイティブに変革する力を持つと確信しております。従来の枠にとらわれない、革新的な機能を今後も継続的に搭載し、お客様のビジネスを新たなステージへと導くお手伝いをさせていただきます。