サイボウズスタートアップスは、サイボウズが提供する業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」と連携して利用する「kViewer」に、編集や帳票出力連携、個別アクセス認証等を実装したVer.5.0を本日2018年9月26日(水)より提供を開始。
閲覧だけでなく、編集も可能に
「kViewer」は、 kintoneアプリに登録されたデータを、 外部に公開できるサービスだが、 「外部の非ユーザーにもデータを編集させたい」「イベントや貸し会議室などの予約をそのまま完結させたい」などの要望が寄せられていた。 Ver.5.0ではフォームブリッジと連携が可能になり、 外部ビュー内に編集ボタンを埋め込むことが可能になっている。
公開しているビューから帳票の発行が可能
kintone連携サービスである「プリントクリエイター」と連携することで、ビュー上に帳票出力ボタンを置くことができるようになった。製品カタログのようなビューを作成し、お客様自身に製品ページをダウンロードしてもらうことや、イベントの参加証を参加者自身に発行してもらうこと等が可能。編集ボタンを組み合わせれば、お客様自身に自社情報を修正してもらう、等といった運用も可能。
閲覧者ごとの個別ID/パスワードの設定が可能
従来はひとつビューに対してひとつのID/パスワードの設定しかできませんでしたが、Ver.5.0より、最大1,000通りのID/パスワードを設定可能に。また、IDにビューの公開範囲も紐付けられるため、ログインした後、閲覧者1人ひとりに異なる情報を閲覧させることも可能。これにより「自社サイト会員への情報提供」や「取引先それぞれに限定した資料提供」などがセキュアに、かつ簡単に実現できるようになっている。
ブログ形式やニュース形式でビューを公開
これまで対応していたビューの種類はシンプルなものに限られていたが、Ver.5.0より、カード型ビューやセグメントビューが加わるなど、公開するビュー形式の種類が増えた。これによって、ブログやニュースサイトなどにも利用できるできるようになった。kintoneをデータベースとしたCMS(コンテンツマネジメントシステム)を容易に構築できる。