クリエイティブサーベイは、営業DXソリューション「FORCAS」を提供するユーザベースが、あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」を導入したことを発表した。
導入背景と期待する効果
ユーザベースでは「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」というパーパスの実現のため、多様なSaaS事業を展開している。BtoB領域では展示会、ウェビナー、商談などの接点で各部門が独自にフォームを運用していたため、Salesforceとのデータ連携に手間がかかったり、顧客の情報がSalesforceに接続されず営業活動に活かしきれない課題があった。
Ask Oneを活用することで、ウェビナーや展示会などで得られる顧客情報とSalesforceとの接続をより強固にし、顧客情報に基づいたデータドリブン営業を実現していく。
ブランドの世界観を再現したフォームを実現
一般的なフォームは予め用意されたテンプレートからデザインを選択する場合が多いが、Ask Oneでは各ブランドの世界観に合わせたデザインのフォームを容易に作成できる。HTMLやCSS、JavaScriptを用いたカスタマイズも可能で、ブランドの世界観を崩さないフォームをつくることができる。
ユーザベースでは、イベント後のアンケートフォームをブランドカラーやロゴを反映したデザインで作成している。今後はランディングページやクイズや診断などのコンテンツとしてもAsk Oneの活用を広げていく。
Salesforceの即時データ連携による営業強化
Ask Oneのフォームで顧客データを取得するとSalesforceのキャンペーンメンバーへの登録やステータスの更新を行うことができる。そのため、イベント後すぐに顧客へのフォローを行うことが可能。
また、Ask Oneではフォーム項目を追加してもSalesforceのリードや取引先責任者に項目を追加する必要はなく、Salesforceのリードや取引先責任者に連携したい項目だけを選択してマッピングすることができるため、インサイドセールスの担当者は営業に活用するデータをピックアップして参照しながらフォローアップを行うことが可能。
株式会社ユーザベース FORCAS CEO 田口槙吾氏からのコメント
弊社では、顧客情報はSalesforceに集約し、あらゆる情報を顧客中心に扱うようにしております。Ask Oneは、Salesforceとの柔軟な連携とデザインのカスタマイズ性に優れており、営業プロセスの改善が期待できるとして導入を決めました。今後は、FORCASのソリューションと組み合わせることにより、新たな営業体験をつくる可能性も視野に、Ask Oneの活用を広げていく考えです。
あらゆる顧客接点で営業機会を逃さない「Ask One」
23の質問タイプを組み合わせることで誰でも簡単に作成できるインタラクティブなフォーム機能や、Salesforceをはじめとした柔軟な外部サービス連携機能を基に、Sansanの高精度な名刺の即時デジタル化技術を搭載することで、BtoB企業におけるあらゆるタッチポイントでの顧客体験を向上し、レベニュープロセスの生産性を高める。