2023年8月30日、CData Software Japanは、RPAホールディングスの子会社であるオープンアソシエイツと業務提携し、オープンアソシエイツが提供するコンプライアンスチェック一括自動検索ロボット「RoboRobo コンプライアンスチェック」でCDataの270種類を超えるSaaS/DBへの連携コネクタが組み込み採用された。これによりRoboRoboと、Salesforce、kintone、Slack、スプレッドシートなどの外部サービスとの連携がノンプログラミングで実現可能になる。
コネクタ組み込みによる自動化と業務プロセスの削減について
近年、企業でのクラウド業務アプリケーション(SaaS)の利用が増加しており、各種SaaSやクラウドストレージとのデータ連携が求められるようになっている。一方で、各種SaaSを利用するものの作業は残り続けてしまっているといった課題や、SaaSは管理しやすくなるといった効果はあるが業務プロセスは改善されないといった課題が生じている。このような多くの業務プロセスを改善するためには各種SaaSやデータを連携するためのAPI連携開発が必要となってくる。しかし、APIでのデータ連携にはプログラミング知識が必要なため、誰でも気軽に操作できるとは言い難いことが課題となり、業務効率化・自動化が進まない事態が起きている。
オープンアソシエイツが提供する「RoboRobo コンプライアンスチェック」ユーザーにおいても、「取引前調査結果を自動連携したい」「自動で反社チェックを行いたい」といったSaaSサービスを導入する場面において、エンジニア不足、開発に要する時間などが課題となっていた。
今回、「RoboRobo コンプライアンスチェック」に270種類以上のSaaSやDBとデータ連携を実現できるCDataのコネクタが組み込まれたことにより、ノンプログラミングでSFAやCRMなどの管理システムだけではなく、Googleスプレッドシートなどのクラウドサービスとも連携し自動化させることが可能となるため、さまざまな管理ツール導入の際のコスト削減につながる。また、プログラミング開発が不要となるため、エンジニアが不在、開発知識がない企業でもスムーズに導入することができるようになり、結果として、限られた人的リソースの中で実施することが多いコンプライアンスチェックの作業において、業務プロセスの削減と効率の向上が期待できる。
「RoboRobo コンプライアンスチェック」について
「RoboRobo コンプライアンスチェック」は、AIを活用し、取引先や個人が法令・企業倫理・社会規範に違反していないか確認する反社チェックを、3ステップで完了させることができるクラウドサービス。