HiCustomerは、顧客専用ページを通じて商談や契約後の導入支援を効率化するデジタルセールスルーム「アーチ(Arch)」で「Salesforceフィールド機能」をリリースした。
「アーチ」とは
アーチは「売り手と買い手の成果をエフォートレスに」を製品ビジョンに掲げる、LTV最大化を目的とした顧客専用ページを容易に作成できるSaaSプロダクト。
顧客と共有されたページには、資料や見積もり、議事録など顧客が購買可否を検討する際に必要なデータを配置したり、売り手・買い手双方でタスク管理したりすることが可能。2022年6月のリリース以来、SaaS企業を中心にセールスからカスタマーサクセスまで、顧客接点を担う部門に利用されている。
「Salesforceフィールド機能」とは
「Salesforce Sales Cloud」のデータとアーチの「顧客専用ページ」内の特定項目に入力された内容を相互に自動連携できる機能。営業フェーズから契約後のカスタマーサクセスまでのプロセスの生産性向上に寄与する。
本機能の主なユースケース
- 案件管理のためのSalesforce入力を自動化
アーチのページ上で値や文字列を入力・更新すると情報が自動的にSalesforceで更新されるため、議事録とSalesforceの二重入力が不要に。
- 初回商談前のアンケート入力依頼
顧客の課題や関心を商談前に回答してもらうことで、準備時間の削減と顧客の求める情報が提示できるようになり、初回商談から次フェーズへの移行確率を引き上げる。
- 営業・カスタマーサクセス間での顧客情報引き継ぎ
Salesforce内の各オブジェクトに散在した情報を1ヵ所に自動集約することで、新たに顧客を担当するメンバーによる状況把握コストを削減することが可能。
- プロダクト活用状況の自動レポーティング
Salesforceに格納しているプロダクトの活用データをArchのページに転送することで、顧客の運用責任者に活用状況をお知らせするレポートを自動で作成・更新できる。