マツリカは、提供するクラウド営業支援ツール「Senses(センシーズ)」がファンケルに導入されたことを発表した。
導入の背景
Sensesを導入した流通営業本部では、情報・ナレッジの共有が図られていないことに課題感を持っていた。
導入前の課題
- 紙やExcel、Wordファイルによる管理が多すぎる
- 同じ商品であっても、人によって営業資料が異なる
- 名刺を属人的に管理しており、誰が誰と接点があるのか分からない
- 個人のナレッジや顧客接点に関する情報が全体に共有されていない
- BtoC向けの部署で利用していたシステムをBtoB向けの部署で利用している
- BIツールで売上管理を行っているが、流通POSデータを既存のBIツールで確認できず、活用できていない
導入の決め手
新機能追加やリリースなどでの「開発面」、サポートやカスタマイズなどの「運用面」の両面を評価
今後の展望/Sensesへの期待(ファンケル 担当者のコメント)
営業メンバーがSensesをきっかけに、自分たちの営業活動を見直し、課題解決のために動き出すことができました。今後は属人化脱却やナレッジ共有などを促進していきたいです。具体的には、どのような営業資料を使い、どのように商談したことでバイヤーはどのような反応をしたのか。こういった部分の成功事例を蓄積していき、横展開して全体の営業レベルの底上げを行いたいです。
また、2022年10月に追加された「Senses BI」にも期待しています。外部のデータベースとSenses上のデータを組み合わせて高速・柔軟に集計・分析できるところには、特に大きな期待を寄せています。既存のBIツールではできなかった、点在するPOSデータと顧客情報・案件情報を一元管理できる仕組みを構築したいです。そして、データ活用を促し、さらなる事業発展につなげていきたいです。