ユーザベースが提供するスタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL(イニシャル)」は、スタートアップの大手企業に対する営業活動を支援する新プラン「INITIAL Startup」を発表した。
INITIAL Startupが提供する支援メニュー
350社以上の大手企業を中心とした事業会社・CVCを有するINITIAL Enterpriseユーザーのネットワークを活用し、BtoBサービスに取り組むスタートアップを対象に、継続的な営業活動を支援する。
INITIAL Enterpriseユーザー向けのピッチイベントの登壇、交流会参加
Welcome Startups(※)賛同企業へのアプローチ支援
INITIALの有料機能をすべて利用可能
※Welcome Startups:スタートアップに向き合う大手企業やCVCのINITIALユーザーが、スタートアップからのサービス提案を歓迎し、それをINITIALコミュニティ内で表明する取り組み。
ユーザベース 執行役員 INITIAL事業CEO 千葉信明氏のコメント
INITIALとして、スタートアップに直接価値提供するサービスを長らく考えており、この度「INITIAL Startup」をリリースできたことを嬉しく思います。
INITIALの特徴は、大手企業を中心とした事業会社やCVCのユーザーが多いことです。そして、その社数は毎月増加しています。ユーザー交流を目的としたピッチイベントを毎月開催しておりますが、これまでご登壇されたスタートアップの皆さまから「とても良い営業機会になった」との言葉を頂くようになりました。また、INITIAL Enterpriseユーザーの多くは、投資や提携はあくまで手段であり、自社の変革がミッションであるという姿勢です。その姿勢だからこそ、スタートアップからの営業提案はウェルカムであり、常に求めているということがイベントを通して、多くのユーザーに触れることによってわかりました。私自身、営業の経歴が長く、大手企業への営業活動、特にルート開拓が難しい一方で、適切な部署や担当者にアプローチできれば、成約までのリードタイムが意外と短かったり、成約に至らなくても比較的スムーズにフィードバックを受けることも経験しております。オフラインの場が回帰してきたことも今回の取り組みをスタートするきっかけとなりました。
INITIAL Startupを通して、多くのスタートアップの成長をまずは営業の側面から支援していきたいと考えております。