マツリカは2023年4月11日、デジタルセールスルーム領域のプラットフォーム「DealPods(β版)」を公開した。
デジタルセールスルーム(DSR)について
デジタルセールスルーム(DSR)とは、営業(売り手)と購買者(買い手)が商談情報や営業コンテンツを共有し、効率的な営業・購買活動を行うことを目的としたオンラインスペースのこと。
デジタルセールスルームでは、売り手と買い手がリアルタイムでチャットのやりとりをしたり、動画・資料を共有したりすることが可能。
これにより、売り手は顧客接点を増やすことができ、買い手と売り手双方の営業/購買プロセスを合理化することができる、
DealPods(β版:パーソナルプラン)の特徴
営業(売り手)はこれまで、商談にまつわる情報を次のようなツールでバラバラに管理していた。
- メールやチャットツール
- PCのファイルフォルダやクラウドストレージツール
- ドキュメントツールやメモ帳
- タスク管理ツールやスケジュール帳
- SFAの活動履歴
DealPodsでは、このような「商談時間以外での商談情報管理」の業務を一元集約でき、売り手は「いつ、誰に、どんな内容で接触すると良さそうか」というヒントを得られ、顧客接点を増加させることができる。
また、購買者(買い手)は、営業から提供された情報をメールやフォルダに埋もれさせずに管理することができるようになる。また、チャットで営業担当者へ質問や連絡ができるため、コミュニケーションストレスの軽減も期待できる。
機能
1)Deal Room
購買者(買い手)ごとにパーソナライズされた、完全招待制のコラボレーションプラットフォーム。
2)営業コンテンツライブラリ
営業資料をクラウド上で安全に管理するライブラリ。それぞれの資料の利用回数や、顧客の閲覧回数を計測することができる。
3)バイヤーエンゲージメント分析
顧客支援のためのエンゲージメント分析レポート。顧客社内で誰が、いつ、どのコンテンツを、どれくらい見ていて、どこにつまずいているのか、キーパーソンは何を考えているのか、上申はいつされ、誰が関与しているのかといった情報を可視化し、顧客の購買をサポートする。
4)相互タスク管理
案件進捗をサポートするための相互タスク管理機能。商談は進んでいるのか、停滞しているのか、ネクストアクションは誰がいつまでに完了させるのかといったタスク管理をサポートする。