immedioは、Sansanが商談獲得自動化サービス「immedio(イメディオ)」導入したことを発表した。
導入の背景
Sansan Sales Development部では、部内の企画グループが中心となり、インサイドセールスメンバーの教育や各種指標の可視化に取り組んでいる。リード流入から初回接触までの時間短縮による商談化率向上を目指し、社内基準の設定や可視化に着手。各リードをどのチームが担当するかといったルールが複雑化したことで、理想とされる「リード流入から5分以内の接触」を実現できないという課題を抱えていた。
immedioは、資料請求フォームへの登録完了と同時に表示される日程調整画面から、顧客自身で日程を選択でき、リード流入から商談設定までのリードタイムを短縮する商談獲得自動化サービス。顧客がフォームに入力した情報をもとに分岐ルールを設定でき、自動で適切な担当者との商談を設定できる。
Sansanは、問い合わせから初回接触までの時間を短縮することで商談化率をさらに高めたいと考え、immedioの導入を決定した。
導入後の変化
- 見積もり依頼やサービス資料請求など、顧客の興味関心が顕在化しているフォームを中心にimmedioを設置した。ポップアップ内で顧客へ提示する文言をカスタマイズできるため、ABテストも行いながらファインチューニングを実施。最終的に、見積もり依頼フォームでの商談化率が80%に達した。
- 従来はインサイドセールスが1回の架電で商談の日程調整・ヒアリングを行う必要があったが、immedioで商談日程を設定したのちにインサイドセールスによる事前ヒアリングを行うことで、顧客の課題をより掘り下げられるようになった。
Sansan 担当者のコメント
リードの数が多く、営業チームが複数あるSansanにおいて、リードを速く正確に振り分けてインサイドセールスのメンバーに渡すことは、以前からの課題でした。「immedio」によって温度感が高いお客様との商談が最短で設定できるようになったことは、Sansanの営業生産性向上にもつながると考えています。
今後は資料請求や見積り依頼以外のフォームでも「immedio」の活用も検討していきたいので、immedio社からお客様の体験を考えたカスタマイズの案をどんどん出して頂けると、現場としては助かります。また、Sales Development部としては商談の質を重視しており、顧客へのヒアリング機能をimmedio側にも組み込んでもらえると、より使いやすいサービスになるのでは、と期待しています。