Skyは、営業支援・名刺管理サービス「SKYPCE」に新機能を追加した「SKYPCE Ver.2」(スカイピース バージョン2)の提供を2023年1月30日より開始した。
SKYPCEは、会社・組織全体で集約した名刺情報を管理し、営業活動などでの活用を支援するサービス。主な機能として、「名刺管理」「名刺取り込み」「名刺タグづけ/メール配信」「情報セキュリティ対策連携」がある。
SKYPCE Ver.2では、さらなる顧客情報の活用により組織全体での営業活動をサポートする新機能を搭載。営業活動を記録・集約して組織全体の営業状況を可視化する「活動管理」機能や、アプローチすべき部署・人を明確にする「組織図ツリー」などを追加した。
新機能の詳細
1. 営業活動を記録し、組織で活用することでビジネスを活性化
案件になる前の定期的な顧客訪問なども含め、見えにくい営業の状況も「活動記録」としてSKYPCEに都度登録可能。組織全体で活動状況を把握できる。また、集約された活動記録から情報の絞り込みも可能。
2. 組織図ツリーで、顧客企業の部署・人を可視化
SKYPCEに集約された名刺情報をもとに、名刺交換した相手の企業・団体の組織図ツリーを自動生成できる。会社での立場や、会社の規模感などを視覚的に把握でき、次にアプローチすべき部署やキーパーソンなどの検討に役立つ。
3. よりセキュアな名刺管理を二要素認証で実現
SKYPCEへのログイン時にアカウントとパスワードに加えて、ワンタイムパスワードによる認証が可能に。初回ログイン時にスマートフォンでQRコードを読み取り、発行されたパスワードで認証。2回め以降もログイン時にスマートフォンに表示されるワンタイムパスワードを入力することで、セキュリティを強化できる。
SKYPCEの特徴
1. 使いやすい名刺管理画面で顧客情報の活用をスムーズに
シンプルな画面構成で、マニュアルがなくても直感的に利用できる。また、検索性に優れた名刺情報閲覧画面で、膨大な名刺の中から必要な情報を得ることが可能。
2. 手軽な名刺登録で、効率的な営業活動をサポート
交換した名刺はスマートフォンで撮影して登録できる。また、イベントなどで交換した大量の名刺を登録する場合は、オフィスに設置したスキャナーでまとめてスキャン可能。
3. 自社開発商品と連携し、セキュリティをさらに強化
組織内のPCを一括管理して情報セキュリティ対策を図る「SKYSEA Client View」や、仮想環境の利用で重要データの漏洩リスクを低減する「SKYDIV Desktop Client」と組み合わせて利用することで、名刺管理のセキュリティをさらに強化。
4. 運用に合わせて、オンプレミス/クラウドで名刺管理
SKYPCEでは、スキャンした名刺データをSkyのサーバーに転送しテキスト化した後、Skyから顧客環境にデータを戻す。返却されたデータの保存場所は、顧客の運用に合わせてオンプレミス環境または「SKYPCE Cloud Edition」のクラウド環境のどちらかを選択できる。