AIにより電話やオンライン商談を自動書き起こし・解析をするセールス・イネーブルメントツール「アンプトーク」を提供するamptalkは、シリーズAにて総額3億円の資金調達を実施した。
Scrum Ventures LLC(Scrum Ventures)がリード投資家となり、ジェネシア・ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルが出資。
今回の資金調達により、日本市場での大幅な事業展開と、北米および東南アジアへの展開を見据えたプロダクトの開発・改善を行うとともに、マーケティングへの投資によりサービスの認知拡大に取り組む。2025年までに導入2,000社を目指し、事業拡大にともなう採用活動も強化していく。
amptalk 代表取締役社長 猪瀬竜馬氏 コメント
2020年5月の資金調達からおよそ1年半ほど経過し、新型コロナウイルスと社会の付き合い方も様々な局面を迎えています。たった1年半にも関わらず、人々や社会における働き方に対する見方は劇的に変化してきたと感じています。あらゆるコミュニケーションツールが開発され、発展していく中で、我々が出来る「会話を可視化し、人々が今まで時間をかけてやってきたことをより効率よく実施出来るような製品をお届けする」ことで社会に貢献していく必要があると考えています。
セールスイネーブルメントは比較的新しい分野ですが、今回調達した資金を用いて、私たち「amptalk」が先陣を切って、日本で、そして海外でも“セールスイネーブルメント”を普及させていければと考えています。
アンプトークの概要
アンプトークをIP電話やテレビ会議システムと連携することで、オンライン商談や通話の自動書き起こし・要約・解析が可能に。また、Salesforceに自動出力することでオンライン商談を可視化。インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで営業組織全体の生産性向上を支援する。
<連携しているツール>
- (ビデオ会議)Zoom Meetings、Microsoft Teams
- (IP電話)Dialpad、Zoom Phone
- (SFA)Salesforce
- (CRM)HubSpot
- (チャット)Slack