AIプログラミング学習サービス「Aidemy」を提供するアイデミーは、企業向けオンラインAI研修サービス「Aidemy Business」にリーダー向けコンサルティングサービスを加え、正式提供を開始。すでに、製造業や情報通信業を中心に約50社への導入を開始しているという。
「数々のAIプロジェクトがPoC(試作品)止まりである」という課題を解決するためには、ビジネス発注主が機械学習で解くべき課題を明確にする必要があると考えた同社。メンバー向けの学習サービスに加え、ビジネス職・エンジニア職のリーダー向けコンサルティングサービスを追加したパッケージとしてリリースした。
コンサルティングサービスは、「Aidemy」の独自フレームワーク「ML MODEL CANVAS」を使いながら、投資対効果や利用するデータ、実運用フローなどにも踏み込んでAI関連プロジェクトを企画する構成となっており、アイデミーが企画のPoC(試作品)を受託して作成することも可能。
「Aidemy Business」の特徴は以下5つ。
1.AIなどの最先端技術講座をすべて受け放題
法人プランでライセンスを付与されたユーザーは、Aidemyの全講座(Python/numpy/pandas/scikit-learn/tensorflowなど)を自由に受講できる。累計で3万人・200万回以上演習された講座を30講座以上提供しており、今後も毎月2講座ずつ追加予定。 カリキュラムはモデルコースを設定しているほか、オーダーメイドのコース設計も可能。
2.メンバーの進捗管理ができる管理画面
メンバーの学習進捗が分かる管理画面を提供。管理者がメンバーの進捗を把握できることに加え、技術の習得に意欲的なメンバーを発見することにもつながる。
3.リーダー向けコンサルティングサービス
ビジネス職・エンジニア職ともにリーダー向け研修を提供。ビジネス職リーダー向けはオフラインでの講座とワークショップを併用し、業務内の日頃の課題からAIのビジネス企画を作るところまでプロフェッショナルが並走。発案したプランについてアイデミーが企画のPoC(試作品)を受託することも可能。エンジニア職リーダー向けには短期集中型オンラインブートキャンプを提供している。
4.導入社オリジナル教材の作成
各社独自のソリューションの利用方法などの教材を成し、Aidemy Business上で教材を配信できる。オリジナル教材は内部向けにリリースすることも、技術プロモーションの一環として広く一般にリリースすることも可能。
5.メールによるテクニカルサポートに対応
Aidemy講座の不明点をメールで個別質問できる。テクニカルサポートが48時間以内に回答するため、不明点を解決したうえで、次の学習に進める。