企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開するジェイックは、「キャリア自律支援の実態と対策に関するアンケート」調査結果を公開した。
調査概要
- 調査名称:キャリア自律支援の実態と対策に関するアンケート調査
- 調査対象:上場および非上場企業の人事責任者・担当者
- 調査機関:ジェイック
- 調査方法:ウェブアンケート
- 調査期間:2022年10月7日~2022年10月20日
- 提出数:有効回答246件(従業員数1,001名以上:91件、同301~1,000名:52件、同300名以下:103件)
調査結果
従業員のキャリア自律に関する取り組みを実施しているかたずねた。従業員が1,001名以上の企業では「キャリア自律を主目的とした施策を実施している」が30%、「キャリア自律に関連性のある取り組みを実施している」が30%となり、合計60%の企業がすでになんらかの取り組みを実施。従業員が301~1,000名の企業では計27%、従業員が300名以下の企業では計29%と、いずれの規模においても3割前後の企業がなんらかの取り組みを実施していることが明らかになった。
「従業員のキャリア自律」を支援する取り組みとして、実施・検討しているものをたずねた。その結果、「キャリア開発に関する研修」「資格取得など自己開発に関する金銭的援助」(同率49%)がもっとも多く、「キャリアカウンセリング・キャリア面談」(46%)が続いた。