荏原製作所(以下、荏原)は、社長直轄のデータストラテジーチームを新設したことを発表した。
長期ビジョン「E-Vision2030」および中期経営計画「E-Plan2022」において、経営のスピードアップ・品質向上を掲げている荏原。急速に変化するビジネス環境において多様な視点を持ちながら迅速に対応するためには、経営における意思決定の背後にデータに基づく客観的な事実が必要であるとして、今回のデータストラテジーチーム新設に至った。
データストラテジーチームは、社長直轄の組織として、DXの技術を活用したデータドリブンな戦略策定・意思決定に貢献する。具体的には、AI、IoT、AR/MRを活用した製造業の意思決定のプロセスマイニングにおけるデジタル変革・デジタルツイン構築、業務効率化・自動化・無人化に取り組み、グループ・グローバルでの経営管理の最適化・経営領域における付加価値のある意思決定を実現する。
また、会社の持続的な成長に不可欠である、多様な人材が働きがいと働きやすさを感じて活躍できる「競争し、挑戦する企業風土」の実現を目指し、ヒト・モノ・カネなど多様な観点から情報を収集・分析し、客観的なデータに基づいた人材の戦略的なデザインも行う。