ストックマークは、同社が提供する市場分析サービス「Astrategy」において、新規事業開発や製品開発で必要な情報をチームで整理・共有し、事業環境の共通認識づくりを支援する「共有機能」の提供開始を発表した。
これまで、必要なビジネス要素をキーワード検索によって「瞬時に」「自動的に」整理する機能を提供していたAstrategy。共有機能の提供開始により、調査の属人化・スポット化、メンバー間の認識ズレなど、市場調査が抱える課題を解決。個人的な利用に留まらず、「情報共有プラットフォーム」として、チームが調査した情報を継続的に整理・共有できるようになる。
「共有機能」3つのユースケース
- チームでの継続的な市場調査(編集可能な共有)
- 完了した市場調査の報告(編集不可な共有)
- 共有された市場調査から独自の調査へ(複製して新たに調査を実行)
1.のユースケース詳細
企業情報や顧客のニーズ、ソリューション情報などを各担当者がひとつのシートに入力することで、情報の構造的な整理が可能に。注目課題や解決策をチーム全員で定期的に把握でき、共通認識を醸成しやすくなる。また、整理した情報は見たい期間を変更して最新化でき、一度調べた内容を再度調べる必要がなくなる。
プロダクトオーナー 田中和生氏のコメント
本機能の開発に際して、複数社の方から「自分が把握している情報を上司や他部署に共有するのが大変」「チームメンバーが個人で収集している情報を集めて見える化したい」「同じような情報を何度も収集し、認識合わせをするのがつらい」などの声をうかがっていました。
変化の激しい現代社会において、情報活用は個人的・スポット的な活動ではなく、チームを戦略的に機能させ続けるために必要な組織的・継続的な活動になっています。ただし、実現するためには、必要な情報を、手間をかけずに、見やすい形で共有できることが不可欠です。本機能は、簡単な操作で、最も時間がかかっていた事業環境の認識共有ができる点が魅力となっております。引き続き、チームでの情報活用が加速する機能を提供し、誰でも新しい価値を創出できるように、貢献していきたいと考えています。