moovyは、スタートアップ入社後2年以内に転職した会社員107名を対象に、入社後のギャップに関する実態調査を実施した。
- 調査概要:スタートアップ企業の転職理由に関する実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年5月16日~同年5月20日
- 有効回答:スタートアップ入社後2年以内に転職した会社員107名
91.7%がギャップを実感 もっとも多いのは「労働環境へのギャップ」
入社前と入社後のギャップについて、91.7%が「ある」と回答した。
ギャップの内容は「労働環境」が36.7%で最多。次いで「経営陣や上司の性格」が35.7%、「企業風土」が33.7%。ネガティブなギャップに関するコメントは次のとおり。
フリーコメント・一部抜粋
- 29歳:勤務時間が聞いていたより2時間以上長かった。
- 28歳:入社前と後で上司の態度がぜんぜん違う。
- 35歳:労働環境は良いと募集要項では記載してあったが、実際はパワハラもサービス残業が横行して環境が悪かった。
- 37歳:華やかな業務をイメージしていたが結局はテレアポだったこと。
- 28歳:業務外でのコミュニケーションや社内イベント等に半強制的に参加させられた。
入社前に事前に知っておきたかった情報では、「1日の仕事スケジュール」(47.7%)、「オフィスの雰囲気」(37.4%)、「具体的な企業文化・社風」(35.5%)が上位に。その他、フリーコメントによる回答は次のとおり。
フリーコメント・一部抜粋
- 25歳:どのような人が向いている仕事なのか。
- 40歳:社風と上司のスタンス。
- 33歳:明確な業務内容。
- 26歳:ボーナスの詳細と実用的な子育て支援。
- 35歳:福利厚生や休暇。
約4割が「オンライン」、約6割が「対面」で選考実施
最後に、スタートアップ企業へ入社した際の採用選考形態をたずねた。その結果、「全てオンライン」が12.1%、「主にオンライン、一部対面」が31.8%という回答となった。