SATORIは、セールスやマーケティング部門に従事する企業の関係者619人を対象に「マーケティング実態調査」を実施した。
新入社員に勧めたいセールス・マーケのスキル「データ分析力」が最多
セールス・マーケティング業務において、新卒・新入社員に習得を勧めるスキルを尋ねると、1位が「データ分析力」で28.9%、次いで「コミュニケーション力」が28.3%、「思考・判断・実行力」が27.5%、「課題解決能力」が25.0%、「企画力」が24.6%と続いた。
お手本とするマーケター「ピーター・ドラッカー氏」が最多
マーケターとしての「お手本」を尋ねると、「マネジメントの父」と呼ばれる「ピーター・ドラッカー氏」が28.6%と最多であった。2位は「現代マーケティングの父」と呼ばれる「フィリップ・コトラー氏」で19.7%であったほか、日本人では「森岡毅氏」が13.2%、「奥谷孝司氏」が11.6%であった。
BtoB企業は「新規顧客獲得施策」、BtoC企業は「SNS施策」に注力
注力するマーケティング施策を尋ねると、「自社セミナーや展示会(リアル・ウェビナー)」が27.8%ともっとも多く、次いで「販促プロモーション」が27.1%、「キャンペーンの企画・実施」が25%と続いた。BtoBとBtoCの業態ごとに回答を仕分けると、BtoBでは「自社セミナーや展示会(リアル・ウェビナー)」が32.7%と最多で、「販促プロモーション」が25.8%、「キャンペーンの企画・実施」が23.4%と続く。一方、BtoC業態では、「SNS投稿」が30.8%、「販促プロモーション」が29.2%、「SNS運用・広告」が27.7%と上位で、生活者とダイレクトにコミュニケーションが取れるSNS施策への注力がうかがえる結果に。
調査概要
- 調査期間:2022年1月24日(月)~28日(金)
- 調査対象:20~59歳の営業/企画マーケティング/経営企画・事業企画・営業企画・商品開発/広報・宣伝 関連職従事者/システム・ツール選定関与者
- サンプル数:計619サンプル