世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」をはじめとしたVRサービスの開発ソリューションを提供するHIKKYは、メディアドゥを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAのセカンドクローズにて5億円を調達したことを発表した。同時に、両社は2022年1月18日に資本・業務提携を締結している。
今回の調達により、シリーズAラウンドでの調達総額は2021年10月におけるNTTドコモを引受先としたファーストクローズの65億円を含めて70億円で完了。HIKKYはこの資金を自社で開発するスマートフォンおよびパソコンのブラウザ上で動くVRコンテンツ開発エンジン「Vket Cloud」を中心としたVR関連サービスの開発体制の強化、同エンジンを用いたオープンメタバースの開発・運営、バーチャルマーケットやVket Cloudを含むVRサービス事業の国内外への拡大、新規事業であるVRコンサルティング業務、組織基盤強化などに充当される方針。
資金調達の目的と今後の展開
- オープンメタバースの開発、およびサービスの提供
- Vket Cloudエンジンの開発体制の強化
- バーチャルマーケット事業の開発体制の強化
- 海外展開を含めた事業拡大
- 新規事業であるVRコンサルティング業務
- 人材採用強化