りそなホールディングス、NTTデータ、日本IBMは金融デジタルプラットフォームの提供を加速することを目的とした新会社の設立について合弁契約を締結した。
2021年7月14日付ニュースリリースで発表したとおり、金融業界において多くの金融機関と異業種など外部企業をつなぐ金融デジタルプラットフォームの提供のため、同日立ち上げた検討委員会において3社で具体的な協議・検討を行ってきた。結果、同事業を引き続き3社で協力して推進していうえで必要な合弁会社の設立に向けて合弁契約を締結した。
事業概要
従来の枠組みにとらわれずさまざまな企業が利用できるオープンなプラットフォームの提供を目指す同事業。地域金融機関や一般事業法人などの利用企業は、金融デジタルプラットフォームを活用することで革新的なテクノロジーを有する企業が持つ多様なサービスを利用することが可能に。また、機能提供を行うフィンテック企業にとっては、自社の機能・サービスを地域金融機関をはじめとした幅広い参加者を通じて日本全国へ届けることが可能になる。
合弁会社の概要
- 会社名:FinBASE(フィンベース)株式会社(英文「FinBASE Co., Ltd.」)
- 本社所在地:東京都江東区木場1丁目5番25号 深川ギャザリアタワーS棟11階
- 資本金:1億円
- 株主:りそなHD80%、NTTデータ10%、日本IBM10%
- 設立予定日:2022年4月1日
- 事業内容:プラットフォーム参加者の開拓、情報収集および市場調査等
- 社名の由来:多種多様な参加者を繋ぐハブとなる「デジタルバンキング基盤」を提供するプラットフォームであるとともに、このプラットフォームから革新的なサービスが連続的に生み出される基盤・基礎になることをイメージしています。