LegalForceは、自部署でSaaSを導入している1,000名を対象にSaaSの活用に関する実態調査を実施した。
「自部署でSaaSを導入している」割合、企業規模に比例
自部署でSaaSを導入しているかを尋ねると、SaaSを導入している割合は企業の規模が大きくなるほど増加の傾向が見られた。なお、従業員数が299名以下の小規模企業では、 「自部署でSaaSを導入している」と回答した割合は6%であった。
SaaSを最初に導入したのは「3年未満以内」が4割超え
自部署で最初にSaaSを導入した時期を尋ねると、全体の4割が「3年以内」と回答する結果に。
導入理由「運用・保守体制を社内に持つ必要がないから」が最多
最初に導入したSaaSの導入理由を尋ねる設問では、「運用・保守体制を社内に持つ必要がないから」という回答が全体の4割と最多であった。そのほかにも「機器の場所を選ばずに利用できるから」「安定運用、可用性が高くなるから」などの声も。
約4割が「SaaSを導入しているが活用できていない」
自部署に導入したSaaSを活用できているかを尋ねる設問では、「きちんと活用できている」という回答は56.5%。一方で、「あまり活用できていない」「よくわからない」と使いこなせていない旨の回答は約4割であった。
「活用できている」回答者の7割が、SaaSによるDX加速を実感
「SaaSによりDXが進んだと感じますか?」と尋ねると、「進んだと感じている」が70.4%と最多。なお、「進んだと感じない」は12.6%、「進んだかどうかわからない」は17%という結果に。
調査概要
- 調査目的:SaaSの活用に関する実態調査
- 調査回答者:自部署でSaaSを導入している会社員1,000名
- 調査期間:2021年12月22日~23日