フライルは提供するプロダクトマネジメントクラウド「Flyle」が、ユーザベースのSPEEDA Product Management Divisionで、導入・運用開始されたことを発表した。
Flyleは、顧客フィードバック収集・集約の自動化から、部門を越えた情報共有、優先順位付け、開発バックログへの反映まで、一気通貫で効率化・高度化するプロダクトマネジメントツール。顧客セグメント毎のフィードバック数の可視化やSlack、Zendeskを始めとした各種ツールとの連携機能も提供している。
ユーザベースでは、中長期の視点でSPEEDAの顧客価値を特定し、プロダクトの提供価値を高めていく体制を目指し、プロダクトマネジメント部門を設立。部門部門立ち上げの中で次の課題を抱えていた。
抱えていた課題
- 事業や組織が拡大する中で、部門やツールを横断した情報管理が煩雑になっていた
- 顧客数増加に伴い顧客ニーズが多様化しており、開発優先順位を判断するための基盤を構築する必要があった
- 短期的な視点に偏りがちなプロダクトマネジメントから、中長期戦略を見据え、より顧客価値にフォーカスできる体制を構築したかった
トライアルを通じ課題解決のイメージが湧いたこと、また、全社でプロダクトに向き合える体制構築をすべきというSPEEDAのプロダクトマネジメントの思想にFlyleがマッチし、プロダクトマネジメントの基盤ツールとして導入が決定した。
ユーザベース担当者の声
西川翔陽氏(SPEEDA Product Management Division Product Manager)
「弊社の思想として、プロダクトマネジメントはPMのみで行う業務ではなく、セールスやカスタマーサクセス、エンジニアをはじめとし、全社で行うべきものだと考えていました。全社でプロダクトに向き合える体制を構築したかったので、共有のしやすさというのは非常に重要でした。Flyleを活用することで、全社でプロダクトマネジメントを推進し、ユーザーの理想を追求していきたいと思います」
若林慶 様(SPEEDA Product Management Division Product Marketing Manager)
「プロダクトマネージャーとしてプロダクトをどんどん開発して未来を作り、ビジョンを作り、顧客にきちんと価値を届けることがFlyleを通じて実現できるようになってきました。目下はプロダクトマーケティングマネージャーのような役割を作り、合意形成や共有といったコミュニケーションを円滑にするためのツールとしてFlyleを活用していきたいです」