Magic Momentが提供するLTV経営を支援する営業SaaS「Magic Moment Playbook」が凸版印刷内での新たな営業オペレーションの構築を目的にテスト導入されたことを発表した。同取組を通じて、凸版印刷はインサイドセールスの体制を強化し、持続的成長を見据えた新たな営業機会の創出を目指す。
具体的な取り組みとして、凸版印刷はデータを計測し、可視化された興味や関心度に基づいて見込み顧客ごとの状態に合わせた「Magic Moment Playbook」からの「いま何をすべきか、次にどう動くべきか」の行動提案を受け取ることで、最適なタイミングで適切なアクションを実行する仕組みを整備する。これにより、生産性向上とLTVの最大化につなげることが可能になる。
凸版印刷 経営企画本部 経営基盤改革部 内田智宏氏のコメント
弊社は、ほかのBtoB企業と同様に、引き合い依存型の営業活動から脱却し、創注型の営業活動への変革が求められています。その変革のため、デジタル技術を最大限に活用し、(1)商談管理の高度化(2)得意先人脈のデジタル化・一元管理(3)得意先接点のデジタル化の3つを注力テーマに、「トッパンの営業DX」を推進しています。
弊社では、2017年より「ウェブ創注活動」を推進。ウェブを通じてお問い合わせいただき、その売り上げは右肩上がりで成長しております。その一方で、お問い合わせに至らないお客様(ダウンロード者など)に対しての営業活動は、あまり成果が出せておりませんでした。面識がないお客様に、引き合いをいただく前段階からアプローチし、エンゲージメントを高め、購買意向を高めること(案件化すること)は、我々にとって不慣れな営業活動だったからです。
我々に必要だったのは、インサイドセールスを推進するためのセールスの型でした。「Magic Moment Playbook」のテスト導入を決めたのは、セールスの型作りを支援して(ソフト)いただけること、実際にその型を推進するための機能(ハード)があるからです。ツールを変えると、行動が変わり、最終的に我々のマインドが変わることを目指しております。Magic Moment社のご支援、アドバイスをいただきながら、トライアルを成功させ、ゆくゆくは全社の営業DXにつなげていきたいと思っております。
※2021年12月15日追記:リリース内容の変更にともない、本文を一部変更いたしました。