日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、静岡銀行の営業活動のDXに向けて、Salesforceを活用したコンタクト・センターの機能拡充、ならびに営業支援システムの刷新プロジェクトの支援を推進していることを発表した。
コンタクト・センターは新たにデジタルチャネルからの相談受付や問い合わせ履歴情報の一元管理を進め、2022年1月に稼働を開始する予定。営業支援システムは基本設計工程が完了し、2023年1月稼働を目指して開発が進められている。将来的には蓄積されたデータとAI技術を用いて、地域の顧客に対する最適な提案と課題解決の支援を目指すことが明かされた。
同システムの構築にあたり、日本IBMはコンサルティング・サービスから要件定義、システム構築までを一貫して支援を行い、セールスフォース・ドットコムの提供するソリューション――コンタクト・センターは「Salesforce Service Cloud」、営業支援システムは金融機関向けソリューションの「Financial Services Cloud」、すでに稼働しているマーケティング・プラットフォームには「Salesforce Marketing Cloud」を採用した。