日本オラクルは、野村総合研究所(以下、NRI)が自社データセンター内に導入した「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」上に、同社の投資信託の窓販業務ソリューションである「BESTWAY」を移行し、2021年7月より稼働開始したことを発表した。
「BESTWAY」は、銀行での投資信託の販売を総合サポートする共同利用型システムで、大手銀行や信託銀行、地方銀行、第二地方銀行などの銀行、および生損保・投信会社など110社以上に採用されている、ミッション・クリティカルな金融SaaS。
NRIは、金融、小売、流通などさまざまな業種向けに展開するビジネス・プラットフォームの運用クラウド環境として、「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」を自社データセンターに導入し、NRI自社統制下での運用を開始している。NRIは第1フェーズとして、「BESTWAY」を従来の自社プライベートクラウド内専用環境から「Oracle Dedicated Region Cloud@Customer」への移行を実施し、2021年7月から稼働を開始した。