クエステトラは2月4日、クラウド型ワークフロー製品である『Questetra BPM Suite』の新バージョン11.9を公開。新バージョン11.9では、ビジネスチャットサービス『Slack』に自動投稿される仕組みを標準機能だけで設定できるようになる。
クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパーレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォーム。
これまでも、HTTP通信の設定を行ったり、通信処理がパッケージ化された「アドオン」をインポートしたりすることで、外部サービスとの間でデータを受け渡し連携することが可能だったが、APIの知識や事前の準備が必要だった。
新バージョン11.9からは、「Slackへのチャット投稿」を行うサービス工程が追加され、標準で利用できるようになる。これにより、ワークフロー図上にモデリング要素を配置・設定するだけで、簡単にSlackへの自動投稿ができるようになる。たとえば、新規案件を受注した際に案件内容を全社向けのチャンネルに自動投稿し、社内で共有できるようになる。