NTTと富士通が「持続可能な未来型デジタル社会の実現」を目的とした戦略的業務提携に合意した。この提携を通じて、IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想に賛同する幅広いパートナーとグローバルに連携し、低エネルギーで高効率な新しいデジタル社会の実現を目指す。
社会や産業のDXが加速する中、ウィズ・アフターコロナにおいては、ソーシャルディスタンスの確保などを前提とした分散型社会へのシフトが想定される。また、それらを支えるICTシステムには、人、モノ、バーチャル空間から生み出された膨大なデータをつなぎ、リアルタイムの処理が求められるため、通信のさらなる高速化・大容量化、大幅な計算リソースの強化が求められることが予測される。
NTTは「社会に多様なサービス基盤をつくるうえでのビジョンとしてIOWN構想を打ち出し、世界のパートナーと協業してゲームチェンジを実現するイノベーションに取り組んでいく」と述べた。