学情は、20代の転職希望者を対象に「転職前の仕事体験」に関する調査を実施した。
79.7%が副業やインターンシップなどの「転職前に仕事体験ができる機会」に肯定的
副業やインターンシップなど、「転職前に仕事体験などで企業の雰囲気を知ることができる機会があれば活用したいですか?」という質問では、「活用したい」が44.8%、「どちらかと言えば活用したい」が34.9%と、肯定的な意見が79.7%という結果に。「長く働きたいと考えているので、ミスマッチのない転職をしたい」「とくにウェブ面接では、面接だけで企業の雰囲気を知ることが難しい。副業やインターンシップなどを通して仕事を体験し、入社後のギャップを少なくしたい」「実際に仕事をしてみると、適性の有無を知ることができる。入社前に仕事への適性を確かめられると、不安なく新しい仕事にチャレンジできると思う」などの声が寄せられた。
企業の仕事を体験できる場合、希望する期間は「1日」「数日~1週間」が85.1%
副業やインターンシップで、企業の仕事を体験することが可能である場合に希望する期間を尋ねると、「1日」が37.4%、「数日~1週間」が47.7%であった。「仕事体験でミスマッチを防ぎたいという思いと、早く転職したいという思いが両方あるので、比較的短期間で体験できると嬉しい」「在職中なので、短期間で参加できるもののほうが参加しやすい」などの声が挙がった。
転職活動で取り組みたいこと 1位「職場見学」、2位「上司になる社員と面談」
ミスマッチのない転職を実現するべく取り組みたいことを尋ねると、「職場見学」が62.7%ともっとも多く、次いで「上司となる社員と面談」が47.2%、「副業やインターンシップ」が43.3%と続いた。「会社の雰囲気を知るために、職場見学したい」「上司となる社員と面談すると、募集ポジションで求められていることがわかると思う」「副業やインターンシップで、実際に仕事をしてみると、よりリアルな会社の雰囲気や企業マインドを知ることができると思う」などの声が寄せられた。
調査概要
- 調査対象:「Re就活」へのサイト来訪者
- 調査期間:2021年1月20日~2021年1月29日
- 有効回答数:335名