ビズリーチは、「ビズリーチ」の会員を対象に、レジュメ(職務経歴書)の更新とキャリア観に関するアンケートを実施した。
年収が高くなるほどレジュメ更新を習慣化する傾向 約8割がレジュメ更新を習慣化
同サービスに公開しているレジュメの定期的な更新有無を問う設問では、約8割が「更新している」と回答した。年収別に回答結果を比較すると、年収が高くなるほどレジュメを更新するユーザーの割合が高い結果に。
約7割が半年に1回以上更新 更新の目的は「自身の市場価値を把握するため」が21%
「レジュメの更新を習慣化している」という回答者を対象に、更新の頻度を尋ねると、約7割が半年に1回以上更新していることが明らかに。
レジュメを更新する目的も併せて尋ねると、「より良いスカウトを受けて転職活動につなげるため」という回答が56%ともっとも多く、一方で約4割は、転職活動につなげる以外の目的で更新している傾向がうかがえた。具体的には、「スカウトを通じて自身のキャリアの市場価値を把握するため」が21%、「これまでのキャリア・経歴を振り返るため」が15%と票を集めた。
回答者のフリーコメント
- レジュメを更新することで自分の経歴の棚卸しと、伸ばしたい分野を探すヒントとしている。(30代/年収1,250万円~1,500万円/監査法人)
- 自身の変化や成長をテキストに残す機会は少ないため、職務経歴書の更新は意味のあるものだと思う。その先に市場価値の把握や転職の可能性があるので、まずは現職でどのような実績を残したかを把握することは重要だと考えている。(30代/年収750万円~1,000万円/ソフトウェア)
- 転職を具体的に考えていなくても、定期的な職務経歴書の更新は自分の振り返りにもつながるため良い習慣だと思う。(30代/年収750万円~1,000万円/機械メーカー)
- 職務経歴書の更新は、自身のスキルの棚卸しやその年の活動の振り返りができ、役立っていると感じる。40代の転職は活動側も採用側も期待値が高いので、うまく職務経歴書へ落とし込めるかどうかが大切だと思う。(40代/年収750万円~1,000万円/機械メーカー
- 勤務先からのパフォーマンスレビューとセットで職務経歴書のアップデートをしています。(50代/1,250万円~1,500万円/半導体メーカー)
- 職務経歴に変更がない場合でも、自身をPRする文章は適宜見直しています。(50代/年収1,500万円~2,000万円/不動産)
調査概要
- 対象:ビズリーチ会員(平均年収740万円、平均年齢39歳 ※2020年11月末時点)
- 調査期間:2020年11月23日~2020年11月30日
- 有効回答数:1,017件(年収別の回答者数:年収1,000万円以上 304名/年収750万円~1,000万円 340名/年収750万円以下 373名)