Sansanは、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、自分の名刺情報へアクセスできるQRコードを組み込んだ、オンライン会議用のバーチャル背景を自動作成する機能を追加した。
デジタルシフトによって生じた、名刺交換の減少による顧客データの情報源縮小、および企業業績への悪影響という新たな課題「顧客データ危機」が浮上した。同機能により、ビジネスシーンにおけるオンライン名刺の送付方法がより柔軟に対応可能になり、顧客データ危機の課題を解決するほか、企業の営業力・受注率の向上に貢献する。
「QRコード付きバーチャル背景」作成および活用の流れ
すでにSansan上でオンライン名刺URLを発行済みの場合、パソコン版の[オンライン名刺」設定画面上にQRコードのリンクが表示される。リンク先に表示される、複数のバーチャル背景の中からひとつを選択すると、自動的にQRコードを組み込んだバーチャル背景が作成される。有効期限、受け取り回数を確認の上、ダウンロードすることで使用が可能になる。また、英語の名刺を登録している場合、英語表記でのバーチャル背景を生成することも可能であるため、海外の取引先とのオンライン名刺交換にも対応する。