Sansanが提供する名刺アプリ「Eight」がアップデートを行い、複業先・兼務先で使用している複数の名刺をプロフィール上に登録することが可能になった。
厚生労働省では、副業・兼業の普及促進を図っており、2018年1月には現行の法令の元で留意すべき点をまとめたガイドラインが作成された。2020年9月には、労働時間管理や健康管理に関するガイドラインを改定するなど、企業・労働者双方に対する環境整備を行っている。
企業側も、国の態勢や新型コロナウイルス感染拡大を受けて、人材育成や離職防止、本業への還元の観点で、副業・複業を解禁する傾向にあり、複数の肩書きを持つビジネスパーソンはますます増加することが推察される。こうした背景や、ユーザーの声を受けて、複数の名刺を同サービスのプロフィールに登録し、オンライン名刺としての活用が可能となるアップデートを実施した。
今回のアップデートにより、複数の肩書きを持つパラレルワーカーや、所属企業内で複数の名刺を使い分ける兼務者にとって、ビジネスプロフィールとしての活用、そしてオンライン上での名刺交換が容易になる。