ヌーラボが「テレワークと『サボり』の関係性に関するアンケート調査」の結果を発表した。
20代の約2人に1人が「サボっていると思われてそうで、ストレスを感じる」
テレワーク時、「チームメンバーや上司・部下から『サボっている』と思われているのではないかとストレスを感じる」「回答者が他者に対して『サボっているのではないか』と思ってしまう」のふたつの項目に関して、どの程度当てはまるかを質問すると、20代でストレスを「よく感じる」「たまに感じる」と回答した割合は44.4%、30代では34.8%、40代では29.3%、50代以上では30.3%という結果に。
年代が高いほど、テレワーク中に「サボっているのではないかと思ってしまう」
テレワーク時、「他者に対して『サボっているのではないか』と思ってしまう」という項目に対して、どの程度当てはまるかを問うと、「よく思う」「たまに思う」と回答した割合は、20代が27%、30代が36.1%、40代が38.6%、50代以上が54.5%。年代が割合の上昇に比例する結果になり、20代と50代以上の割合は2倍の差が示された。
年代が高いほど「働く場所とサボりは関係がない」
オフィス出勤とテレワークについて、「サボり」と働く場所の相関性に関する質問を設けた。その結果、20代では66.5%の割合を占めた「テレワークの方がサボってしまう」の回答は、30代では50.8%、40代では44.3%、50代以上では42.4%と、年代が上がるにつれて減少。一方、「働く場所は関係ない」の回答は年代の上昇とともに増加する傾向がうかがえた。
仕事をしているかの判断基準は、年代・職種問わず「プロセス」と「成果」に二分
仕事をしているかの判断基準に関して、「労働時間で判断」「プロセスで判断」「成果で判断」の3つの選択肢からもっとも近いものを選ぶ項目を設けた。結果、「プロセスで判断」「成果で判断」の選択肢に回答が二分され、「労働時間で判断」の回答は全体の8.5%であった。
約7割が「業務ツールの導入はサボり抑制に効果あり」
業務ツールが従業員のサボりの抑制に効果があるかを問う設問では、69.4%が「効果があると思う」「ある程度効果があると思う」と回答した。
調査概要
- 実施期間:2020年10月5日~10月22日
- 調査対象:プロジェクト管理ツール「Backlog」のユーザー
- 有効回答数:737件