「エミダス」を運営するNCネットワークは、コロナ禍における中小製造業のグローバル展開の活発化を目的としたOMO(Online Merges with Offline)型商談サポートツール「海外向けものづくりデジタルショールーム」を年内に開設する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年開催されていた海外展示会出展や商談会の中止や延期が相次いでいる。新型コロナウイルスに限らず、今後も渡航制限や現地での展示商談会の開催が困難となる事象が起こる可能性があり、そうした状況下であっても、従来と変わらずに海外企業と商談ができるツールが求められている。
同社の提供する「海外向けものづくりデジタルショールーム」は、オンライン上で海外への情報発信や商談が行うことができるシステム。今後自由な渡航が可能になり、リアルなイベント開催ができるようになった場合も、集客のための事前PR・商談予約システムとしての活用をすることもできる。
サービスの特徴
- 海外企業との取引を希望する中小製造業は「総合ショールーム」にて自社情報を発信することが可能。また、一度情報を登録すれば、「テーマ別ルーム」や「イベントルーム」で開催される自治体・金融機関主催の展示商談会へ連動して情報を掲載することができる。
- 動画掲載機能や自動翻訳機能が備わっているため、ウェブ上でも海外向け営業の効率化を実現。
- 掲載企業および閲覧者は、オンライン・リアルにかかわらず商談をいつでも申し込むことができる。
- 中国・タイ・ベトナムに拠点を持つFNAグループによる、事前プロモーションのフォローアップ、および商談アレンジを受けることが可能。