米国セールスフォース・ドットコムは、情報通信やメディア関連のグローバルカンパニーであるAT&Tと、複数年にわたる戦略的契約を締結したことを発表した。これにより、AT&Tは360度の接点で顧客とのつながりを支援する「Salesforce Customer 360」を導入することで、店舗や電話、オフィス、デジタルプロパティなど、あらゆるタッチポイントにおいて利用者ひとりひとりの情報を一元化することが可能となる。
なお、同発表は、ワイヤレス、5G、光ファイバーを利用したブロードバンド、ソフトウェア配信型エンターテイメントの勢いを加速させるためのAT&Tの全社的なデジタルトランスフォーメーションの一環とのこと。
同ソリューションの活用により、次のことが可能になるという。
- Sales CloudおよびService Cloudにより店舗の担当者がすべての顧客とのやりとりを360度視点で把握。
- MuleSoftによりさまざまなバックエンドシステムと接続。
- Tableauによりデータ分析による顧客の好みを正確に把握。
- Einsteinによりスマートにパーソナライズされたレコメンデーションの提供やサポートケースを追跡。
- Customer 360と統合されたプロフェッショナルサービスの提供。