総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は20代・30代の「doda」会員を対象に、ウェブ面接(ZoomやSkypeなどインターネット経由で行うビデオチャットでの面接手法)に対する意識と応募傾向について調査を実施。その結果を発表した。
「ウェブ面接に抵抗がない」と回答した人は約7割
「ウェブ面接に抵抗があるか?」という質問に対し、約7割(70.7%)が「まったくそう思わない」「そう思わない」と回答。ウェブ面接を行って良かったこととしては、「移動時間や交通費がかからない」という回答がもっとも多く、約5割(47.1%)を占める結果に。一方で、困ったこととしては「表情や雰囲気が分かりづらい、伝えづらい」という回答がもっとも多く、約3割(28.6%)だった。急速に広がったウェブ面接だが、多くの方に受け入れられているなかでまだ課題もあることがわかった。
ウェブ面接を実施している企業を好意的に感じる人は約6割(58.9%)
「最終面接までウェブ面接を行っている企業を好意的に感じるか?」という質問に対し、「思う」と回答した人は、約6割(63.3%)という結果になった。
ウェブ面接可能な求人は、そうでない求人と比較して応募数が約1.5倍多い
ウェブ面接を実施している企業の方が、ウェブ面接を実施していない企業よりも、応募数が1.5倍程度多いことがわかった。ウェブ面接可能な求人への応募数が特に多い職種は、企画・管理系、事務・アシスタント系、営業系、販売・サービス系という結果に。
調査概要
グラフ①~④
- 対象者:20代・30代の「doda」会員の直近1ヵ月以内に応募したユーザー
- 雇用形態:正社員
- 回答人数:259人
- 調査手法:ウェブアンケート
- 調査期間:2020年5月19日~5月21日
グラフ⑤、⑥
- 2020年4月1日~2020年4月30日の間に、「doda」に掲載された求人データをもとに算出