クラウドサービスの開発・提供を行うテラスカイは、Salesforceと連携するグループウェア「mitoco(ミトコ)」をV11.0にバージョンアップした。
同バージョンアップでは、Salesforceと連携するmitocoの特徴を活かし、新しいmitocoコンポーネントをカレンダーに追加。これにより、取引先や商談レコードと紐づく予定を簡単に作成できるようになる。
また、ワークフローにおいても複数の機能を追加し、組織や状況に合わせた柔軟なフロー設定に対応する。
主なバージョンアップ内容は次のとおり。
カレンダー
ドラッグ&ドロップで関連先と紐づく予定を作成
取引先や商談のレコード一覧から選択したデータをカレンダー上にドロップすることで、そのデータと紐づいた予定を作成できるように。頻繁に顧客訪問を計画する営業担当者や、ディスパッチ業務担当者などのスケジュール作成を効率化する。
予定に複数の取引先責任者を設定できる機能を追加
予定に複数の取引先責任者を関連づけることが可能に。ひとつの予定に対して最大50件の取引先責任者を関連付けできるようになる。
ワークフロー
承認者不在時の対応
承認者が承認プロセスを編集可能な場合、承認者は次の編集ができるようになる。
- 次ステップ以降のステップを空ステップにする/しない
- 次ステップ以降のステップの承認者や承認条件
これにより、次の承認者が不在の時でもスムーズに決裁を進めることができる。
そのほか、取戻し条件と取消し条件の緩和、否認処理の改善など、状況に応じた柔軟な承認フローを実現する機能追加を実施している。
モバイル カレンダー(iOS版)
デスクトップ版で提供している「予定の調整機能」がiOS版でも利用可能に。容易にメンバーが空いている時間の確認・予定作成ができる。
なお、同バージョンアップでは、ほかにも多数の機能改善・追加を行っているとのこと。詳細は同社リリースノート(PDF)にて公開している。