NTT西日本グループは、ビジネスにおける円滑なコミュニケーションと業務効率化に貢献するため、ビジネスチャットサービス「ELGANA」の提供を4月8日より開始した。
近年、ICTを活用して、生産性や業務効率向上等に向けた働き方の改革の重要性が強く認識をされ、テレワーク環境下における社員の生産性向上や社員同士の円滑なコミュニケーションについて関心が高まっている。
しかしながら、テレワーク中の社員同士のやり取りにおいて、SNSなどを利用することによる情報漏えいリスクやセキュリティ面なども懸念材料としてあがっている。
これを受け同社は、NTTグループで実証実験を重ねていたビジネスチャットサービス「ELGANA」の提供を開始した。
サービスの概要は次のとおり。
主な機能
特徴
ビジネス向けのセキュリティ機能を具備。シャドーIT(※)防止にも貢献。
- 会社公式のビジネスチャットサービスを推進することでプライベートと業務の領域を明確に切り分け。
- 管理者によるユーザー登録・削除により、アカウントの不正利用を防止。
- 利用端末の把握や、承認端末のみの限定利用が可能。
- インシデント発生時、利用ログで不正利用の解析が可能。
※企業・組織側が把握せずに従業員または部門が業務に利用しているデバイスやサービスなどのこと
タスク機能/連絡先による業務効率化
- 回答必須事項はタスク機能で期限管理が可能。
- アンケート機能としても利用可能。会議やイベントの出席確認も行える。
- 社員の連絡先機能を具備。端末に連絡先も残らずセキュア。
なお、同サービス提供にかかわる役割分担として、サービスの企画についてはNTT西日本およびNTTネオメイト、サービスの実証実験実施についてはNTT西日本やNTTをはじめとするNTTグループ、サービス提供はNTTネオメイトとなる。