セールスフォース・ドットコムは、千葉県船橋市(人口約64万人、市長:松戸 徹)の保健所(船橋市健康福祉センター内)向けに、COVID-19の感染拡大に伴う市民への支援対応のため、クラウド型業務支援パッケージを無償で提供し、問い合わせ管理機能において運用を開始したことを発表。
国内のCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大を受け、船橋市では、今後市民からの増大する問い合わせに対応するため、相談内容や受け入れ病院照会などの情報をリアルタイムで記録し、迅速な市民支援を実現するための体制強化を急速に進めている。このたび船橋市では、保健所職員約40名の負担軽減、煩雑な情報管理を解決し情報共有による効率化を目的として、短期間での運用開始が可能なクラウドベースの業務支援パッケージを採用した。
また、セールスフォース・ドットコムでは、船橋市から要請を受け、1週間程度で基本パッケージの開発を実現。今後、同市の要望に応じて、すでに運用が開始されている問い合わせ管理機能に加え、PCR検査管理、疫学調査管理、濃厚接触者管理、各種集計管理などの機能を順次追加する予定。
今回提供を開始した保健所業務支援クラウドパッケージは、船橋市での運用開始を受け、日本全国の保健所向けに公開を予定しています。導入支援に際しては、コンサルティングパートナー企業と協業の上展開をする予定です。
保健所業務支援クラウドパッケージの仕様
- Salesforce Service Cloud
- Lightning Platform Plus
- LGWAN、VPN対応