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ゾーホー、リモートワークを可能にする11のクラウドアプリケーションパッケージの無償提供を開始

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 ゾーホージャパンは、新型コロナウイルスの世界的な流行に鑑み、コミュニケーションや共同作業、生産性向上に役立つクラウドアプリケーションのパッケージ「Zoho Remotely」(ゾーホー・リモートリー)を、2020年7月1日まで無償提供する。

 同アプリケーションは、リモート環境下でのチームとのコミュニケーションやコラボレーション、作業の追跡、世界中の顧客へのリモートアシスタンスの提供を支援するクラウドアプリケーション。このパッケージには、オフィスワークからリモートワークに切り替えるために必要な、以下11のアプリケーションが含まれている。コスト面での懸念が不要であることに加え、管理者がユーザーの登録や権限管理を一括で行えるため、迅速な導入が可能。ユーザーもシングルサインオンですべてのサービスにログインできるため、スムーズに利用を開始できる。

 なお同アプリケーションは、ゾーホーの親会社であるZoho Corporationが今回の事態を受けて全社的にリモートワークに移行し自社ツールを活用する中で、リモートワークに必要なツールを集めたパッケージの重要性を認識。各拠点をリモートで結びながら数日間でパッケージ化し、リリースしたものである。

 各アプリケーションの詳細は、下記のとおり。

Cliq(チャット)

 1対1の個別チャット、複数人で行うグループチャットのどちらも可能。テキスト、音声通話、ビデオ通話など、必要に応じて柔軟なコミュニケーションがとれる。やりとりしているチャット画面からファイルの共有やリマインダーなどを設定でき、リモートワークの中心的なハブとして利用ができる。

Meeting(ビデオ会議)

 会議資料などのPC画面を共有しながら、オンライン上で会議を行うことができる。音声のみの通話も、お互いの表情を見ながらのビデオ通話も可能。

ShowTime(トレーニング)

 オンラインでトレーニングやプレゼンテーションを実施できる。講座の企画から、プレゼン中の質疑応答の受け付け、終了後のフィードバックやアンケートまで、ひとつのツール内で完結できる。

WorkDrive(ファイルストレージ)

 個人・チーム両方のファイル管理を行い、チームメンバーとドキュメントを共有し、共同で作業することが可能。

Projects(プロジェクト管理)

 プロジェクトを立ち上げ、関連する人とタスク、課題を共有できる。どこにいてもチームと協力し、タスクの進捗状況とマイルストーンを効率的にモニタリングすることが可能。

Sprints(アジャイル開発)

 アジャイル開発に特化したプロジェクト管理を行うことが可能。独自のスクラムボードを作成し、リアルタイムのフィードバックを組み込んでプロジェクトを進めることができる。

Assist(PCサポート)

 安全なリモートセッションを通じて、遠隔地のパソコンのサポートを行うことができる。

Lens(遠隔サポート)

 スマートフォンのカメラを通して、顧客が見ているものを確認しながら、遠隔地のパソコン上からサポートを提供することができる。画面上をクリックして分かりやすい説明を追加したり、AR技術でより深い知見を得ることが可能。

Writer(文書作成)

 文書を作成、共有、編集できます。パソコン、スマートフォンを通じてどこからでも共有されたドキュメントにアクセスし、作業することが可能。

Sheet(表計算)

 スプレッドシートを管理し、高度な機能を用いてデータを分析可能。情報をわかりやすく視覚化して同僚へ提示し、同じ認識へと導く。

Show(スライド)

 リモートワーク中でも、複数の関係者とスライドを共有しながら作業することにより、質の高いプレゼンテーションを作成できる。

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