BtoBのウェブマーケティングツール「ferret One」を提供するベーシックは、近年増加しているBtoBマーケティングサービスについて、カテゴリーごとにまとめた「BtoBマーケ カオスマップ」2020年版を公開した。
- リードジェネレーション
- リードナーチャリング
- セールス
- カスタマーサポート
同マップでは、BtoBマーケティングを上記4つのプロセスに分類し、さらにオンライン・オフラインを網羅した35カテゴリーに分類。また、各カテゴリーの動向についても述べた。
リードジェネレーション
トライベック・ブランド戦略研究所の調査によると、BtoB顧客の64.8%が、製品・サービスの購入のために最もよく参考にする情報源は「企業ウェブサイト」であると回答し、「営業員・技術員の説明」を上回った。リードジェネレーションの段階で見込み客と直接コミュニケーションを図る企業が増えてきたことで、各種サービスが活用されている。
リードナーチャリング、セールス
財務省の調査によると、労働人口減少の中でもとりわけ営業人員の減少は著しく、リードナーチャリング、セールスのプロセスの改善は急務となっている。企業によっては訪問営業を減らして内勤営業(インサイドセールス)を新たに組織するなどの対策を始めてきているが、BtoBのウェブサイト運営やリード獲得活動には、まだ多くの労力と時間がかかっている。そうした中、これまで人力で対応していた業務をオンラインツールが代替したり、外部リソースを活用したりする機会が増えてきている。
カスタマーサポート
最近ではサブスクリプションモデルを採用するBtoBビジネスが増加。解約率防止のためにも重要視されている。