三菱ケミカルホールディングスは、2020年7月24日から8月9日の間(東京オリンピック開催期間)、従業員の勤務形態を原則テレワークとすることとした。
東京都と大会組織委員会は、大会期間中の交通混雑緩和に向けて「2020TDM 推進プロジェクト」を立ち上げ、企業や団体に対し、交通量削減に向けた協力を呼びかけている。同社は今回の取り組みにより、上記の要請に応えるとともに、従業員などの通勤負荷の回避・軽減を図る。
期間中の主な対応は、下記のとおり。
- 東京オリンピック開催期間中は、テレワークを原則とする(すべてテレワーク勤務することも可)。出社がやむを得ない場合は、9:30以降の出社を奨励する。
- 本社での会議は開催せず、やむを得ず開催する場合はテレビ会議などを活用する。
- 期間中の年休取得を推奨する。
また、同社は既にテレワーク制度を導入しているが、東京オリンピックに合わせた今回の対応を機にテレワークの活用をさらに推進し、デジタル通信技術やシステムツールを有効活用した業務プロセスの抜本的な見直しを行う。
なお、同社グループ各社にも、上記対応を参考にした施策の検討を依頼している。