ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下「ミンカブ」)とNTTデータは、ミンカブリアルタイム情報サービス「MINKABU Corporate-Cue」にNTTデータのクローリングサービス「iCrawler」(アイクローラー)機能を追加した「Corporate-Cue with iCrawler」のサービス提供を2019年12月2日より開始した。
ミンカブが提供する「MINKABU Corporate-Cue」では、最新の企業株式関連情報や決算関連情報、外部視点としてアナリスト評価やSNSモニタリングなど、ミンカブが収集した企業情報を提供している。この、従来の「MINKABU Corporate-Cue」は情報源がTDNET、EDINET、MINKABU独自情報(外部情報を一部含む)などのため、「情報の鮮度」と「情報のバリュエーション」の観点から、いっそうの拡充に向けた検討を行っていたという。
そこで、企業ウェブサイトに掲載されている各種情報やウェブ上のニュースを取得可能なNTTデータ独自のクローリング技術である「iCrawler」機能を「MINKABU Corporate-Cue」に追加した「Corporate-Cue with iCrawler」を上位版サービスとして提供を開始することとなった。
「Corporate-Cue with iCrawler」の特徴
- 対象企業について、企業ウェブサイト上のお知らせ情報(ニュース)、企業情報およびウェブ上のニュースを閲覧することが可能に
- ウェブ上のニュースの件数を時系列でグラフ化することで、ユーザーは対象企業の動向の変化を時間軸で把握できるように
- 「iCrawler」の自然言語処理による意味解釈の活用により、ウェブ上のニュースをキーワード(人事異動関連、資本・業務提携関連、ネガティブ情報、業績関連、サービス・商品関連)ごとに分類し件数を表示することで、ユーザーは対象企業ごとに興味分野に関連するニュースに絞って検索可能
- ターゲット設定している他社ニュースの件数を企業ごとに分類して件数表示することで、複数企業と比較しながら対象企業の動向をニュースを通して確認可能
当該サービスの両社の業務分担は、ミンカブがサービス提供を受け持ち、NTTデータが「iCrawler」の技術提供・支援および販売代理店の役割を担う。