マツリカは、提供するマーケティングAIエージェント「Mazrica Engage(マツリカエンゲージ)」に、ウェブサイトに「AI営業担当」を常駐させ、行動データをもとにパーソナライズした顧客体験とアポイント獲得を可能にする新機能の提供を開始したことを発表した。

背景
従来のチャットボットは、ユーザーが入力した質問に対して応答する受動的・機会的な仕組みが一般的だった。事前に設定された回答パターンから選択肢を提示し、ユーザーがその中から選んでいく形式では、FAQ対応としては一定の役割を果たしていたものの、ユーザーの疑問が解消された時点でやりとりが終了してしまい、その先の行動(資料請求・問い合わせなど)への誘導ができないという課題があった。
新機能の概要
今回提供を開始したMazrica Engageの新機能は、サイト訪問者が閲覧しているページや箇所に合わせて、AIエージェントが能動的に補足説明やサジェストを行う機能。
従来のAI対応は、ユーザーの質問に対して事前に学習した内容から回答を返す「受動型」だったが、本機能では、AIがユーザーの閲覧行動をリアルタイムに把握し、適切なタイミングで自ら話しかける。
これにより、ユーザー体験が向上するとともに、単なる疑問解消にとどまらず、資料ダウンロードや動画視聴といった次のアクションへの自然な誘導が可能になる。チャットボットの「疑問を解消して終わり」ではなく、顧客を次のステップへと導くマーケティング起点に基づいた設計がMazrica Engageの独自性である。
| 従来のチャットボット | Mazrica Engage | |
|---|---|---|
| 対応スタイル | 受動的(ユーザーの質問を待つ) | 能動的(AIから提案・サジェスト) |
| 応答方式 | 事前設定のシナリオ・選択肢ベース | 学習内容をもとにAIが自律的に生成 |
| 対話の質 | 機械的・定型的 | 人間的・パーソナライズされた対応 |
| 設計目的 | FAQ対応(疑問解消がゴール) | マーケティング(次のアクションへ誘導) |
| ゴール | 質問に回答して終了 | 資料DL・動画視聴・問い合わせへ誘導 |
| 閲覧状況の把握 | なし | ユーザーの閲覧箇所に応じて対応 |
Mazrica Engageをウェブサイトへ導入することにより、AIがサイト接客からアポイント獲得までをシームレスに実行する。これにより、営業担当者はアポイント獲得後の対面での対話に集中できる環境が可能となる。
「Mazrica Engage」について

Mazrica Engage は、ウェブサイトや営業・マーケティング資料などの顧客接点で、顧客1人ひとりにもっとも適した情報を届け、引き合い・商談創出を最大化するAIエージェントである。
