マツリカは、営業活動を自律型AIでアシストするマーケティング・営業AIエージェント「DealAgent(ディールエージェント)」の新機能として、顧客データに基づきパーソナライズされた営業メールを自動生成するAIエージェント「Fumi(フミ)」の提供を開始した。

概要
Fumiは、DealAgentを通じて収集した次のデータを総合的に分析し、AIが顧客データを分析し営業メールを自動生成する。
- コンテンツ閲覧データ:DealAgentで閲覧した資料やページ
- 対話ログデータ:AIエージェントとの会話内容、質問事項、関心テーマ
これらのデータをもとに、AIが各顧客の具体的な課題や関心事を把握し、それぞれに最適化されたメール文面を生成する。営業担当者は、生成されたメールをそのまま送信することも、プロンプトによってテキストにカスタマイズを加えることも可能。
期待される効果
1.営業活動量の向上
メール作成にかかる時間を削減することで、営業担当者はより多くの見込み顧客にアプローチできるようになる。1通のメール作成に要していた時間を、営業活動に充てることが可能になる。
2.顧客による返信率の改善
パーソナライズされたメールは、一般的なテンプレートメールと比較して返信率が32.7%向上するとされている(※)。顧客の関心事に直接訴求する内容を送ることににより、エンゲージメントの質改善が期待できる。
※参照:「We Analyzed 12 Million Outreach Emails Here's What We Learned」BACKLINKO
3.営業品質の標準化
担当者のスキルや経験年数に関係なく、パーソナライズメールを作成できるようになる。これにより、組織全体の営業力の底上げと、顧客体験の均質化を可能にする。