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2025年7月24日(木)13:00~18:20

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新入社員が思う“理想の上司”1位「間違いを指摘して正してくれる」/ラーニングイノベーション総合研究所

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 累計20,000社420万人以上の組織開発・人材育成を支援するALL DIFFERENT(オールディファレント)および「人と組織の未来創り」に関する調査・研究を行うラーニングイノベーション総合研究所は、2025年3月25日~4月24日の期間で、2025年入社の新入社員3,933人を対象に「新入社員意識調査」を行い、2025年度新入社員が考える自身の成長に関する調査結果を公表した。

ラーニングイノベーション総合研究所「新入社員意識調査2025(3933人が考える成長に必要なもの編)」

これからの仕事に対し「やる気度が高い」新人は88.1%、9年間で最高の割合に

 はじめに、2025年度新入社員に対し、これからの仕事に対して「やるぞ!」という気持ちはどの程度か、0%~100%で質問をした。

 やる気度が0~30%と回答した層を「やる気度が低い」、40~60%と回答した層を「まあまあやる気度がある」、70~100%と回答した層を「やる気度が高い」と設定し、結果、「やる気度が高い」割合は88.1%だった。

 この設問に対する回答について、2017年度から9年間の変化を見たところ、「やる気度が高い」新入社員の割合は、昨年度の82.7%から5.4ポイント増加し、過去最高の割合となった。加えて、「やる気度が低い」の割合は過去最低の1.1%となり、今年度の新入社員はやる気度が例年以上に高い結果が見られた。

自分が成長するために必要なもの、6割超が「仕事を通じた成功体験」と回答し過去最高の割合

 次に、自分が成長するために必要なものは何だと思うか質問した。

 「仕事を通じた成功体験」が66.7%でもっとも高い割合となった。続いて、「仕事を通じた失敗体験」が59.4%、「上司や先輩からの事後のフィードバック」が55.7%という結果だった。

 この設問に対する回答について、2020年度から6年間の変化を見たところ、「仕事を通じた成功体験」と回答した新入社員の割合は、昨年度の67.4%より0.7ポイント低くなったものの、年々増加傾向にあることがわかった。一方、「振り返りの習慣」は減少傾向にあり、5年前の49.7%より10ポイント近く割合が低下していることが判明した。

スキルアップするために今後取り組んでみたいこと「仕事を通じたスキルアップ」が65.9%で1位

 次に、社会人としてスキルアップするために、今後取り組んでみたいことについて質問した。

「会社での仕事を通じてスキルアップを図っていきたい」が65.9%ともっとも多く、次いで、「自分の人脈を通じてその人から学びたい」が29.7%、「ビジネス本を読んでみたい」が24.8%だった。

社会人1年目で身につけたいスキル「ビジネスマナー」がトップで7割超

 次に、社会人1年目で身につけたいスキルは何か質問した。

 73.7%が「ビジネスマナー」と回答し、1位に。次いで、「専門スキル(技術・営業・会計・人事等)」「論理的思考力」が、それぞれ34%、29.1%と続いた。

キャリアアップにつながる理想の上司、「間違いを指摘して正してくれる」が半数以上でトップ

 最後に、自分のキャリアアップにつながる理想の上司はどのような上司か質問した。

「間違いを指摘して正してくれる」が56.3%で1位だった。次いで、「具体的に手順を細かく教えてくれる」が43%、「仕事やキャリアの悩みを相談できる」が40.5%という結果だった。

 理想の上司を男女で比較すると、どちらも1位は「間違いを指摘して正してくれる」だが、男性の方が8.7ポイント高いことがわかった。また、「責任と自由を持たせ、仕事を任せてくれる」と回答した男性の割合は女性より4.8ポイント高い37.1%だった。

 女性の回答傾向を見ると、「自分のことをよく見てくれ、声をかけてくれる」と回答した割合が男性より10.8ポイント高い46%、「どんな時でもほめて伸ばしてくれる」が7.9ポイント高い22.8%だった。

【調査概要】

調査対象者:ALL DIFFERENTが提供する新入社員研修に参加した2025年入社の新入社員

調査時期:2025年3月25日~4月24日

調査方法:ウェブ・マークシート記入式、または自記式でのアンケート調査

サンプル数:3,933人

属性

(1)業種

農業・林業 8人(0.2%)

鉱業・採石業・砂利採取業 4人(0.1%)

建設業 245人(6.2%)

製造業 580人(14.7%)

電気・ガス・熱供給・水道業 59人(1.5%)

情報通信業 828人(21.1%)

運輸業,郵便業 85人(2.2%)

卸売業・小売業 262人(6.7%)

金融業・保険業 259人(6.6%)

不動産業・物品賃貸業 162人(4.1%)

学術研究・専門・技術サービス業 217人(5.5%)

宿泊業・飲食サービス業 34人(0.9%)

生活関連サービス業・娯楽業 95人(2.4%)

教育・学習支援業 38人(1%)

医療・福祉 61人(1.6%)

複合サービス事業 138人(3.5%)

サービス業(他に分類されないもの) 350人(8.9%)

公務 3人(0.1%)

その他 401人(10.2%)

わからない 101人(2.6%)

BLANK 3人(0.1%)

(2)企業規模

50人以下企業 201人(5.1%)

51人~100人企業 567人(14.4%)

101人~300人企業 1389人(35.3%)

301人~1,000人企業 590人(15%)

1,001人~5,000人企業 660人(16.8%)

5,001人以上企業 305人(7.8%)

わからない 217人(5.5%)

BLANK 4人(0.1%)

※各設問において読み取り時にエラーおよびブランクと判断されたものは、欠損データとして分析の対象外としている

※構成比などの数値は小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%とならない場合がある

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