ValorizeAIは、Hyperionをリード投資家とする第三者割当増資により、プレシードラウンドにて総額3,500万円の資金調達を実施したことを発表した。

資金調達の背景
ValorizeAIは、セールス全般のBPO事業およびセールスAIエージェントの開発・提供に取り組んでいる。今回調達した資金は、BPO事業の組織強化およびプロダクト開発に充当し、企業のサービスを世界に届け、社会的価値と経済的成長の両立に向けて取り組んでいく。
今後の展望
セールスBPO/コンサルティング事業の拡大
企業の販路開拓を支援するためのセールスBPO事業の拡大のために、採用を加速する。 多業種・他業界に対応し得る強度の組織づくりおよび、高品質なサービス提供のために、プロフェッショナル人財の採用強化と人財育成に取り組む。セールスBPO/コンサルティング事業の顧客への提供価値を最大化していくために、AIエージェントとの連携も進める。
プロダクト開発の加速
販路開拓および営業業務の効率化を可能にするためのAIエージェントの開発を加速する。AI/ソフトウェア領域のエンジニアの採用を積極的に行い、技術力と組織力の強化を図る。BPO事業との連携により、自社内外でのAIエージェントの効果検証を実施していくとともに、日本発のAIエージェントベンダーとして日本の産業競争力強化に貢献する(2025年度中にベータ版のリリース予定)。
人材の採用と育成
AIが人間のパートナーになる時代において社会が本来向き合うべき人間の「働き方」や「生き方」を個人が追求し続けることができる環境を提供する。自分自身の可能性に希望を抱き、自信が思い描くキャリアに向かって挑戦が可能な育成体制を整えると同時に、積極的な人財の採用を行う。
投資者からのコメント

The Model型の浸透に伴い、営業活動を分業することで各部門を効率化・最適化する体制を取る企業は増えてきました。一方で私自身も営業活動をしてきた中で、未だに営業組織の人員不足であったり、付帯的な業務や準備が多く、本質的な営業提案に時間を割くことの限界を感じたこともあります。代表の鈴木さんと事業仮説のディスカッションを重ねる中で、セールスBPOによって営業の実務を巻き取りつつ、AIエージェントを活用しながら本質的な課題解決と更なる業務効率化が実現出来るのではないかと考え、株式会社ValorizeAIを共同創業すると共に、Hyperionより出資させていただきました。今後も取締役兼リード投資家として当社の成長に寄与出来るように尽力いたします。
ValorizeAI CEOのコメント

「想い」がある企業を支援したいという動機から、これまで企業の経営課題に向き合って参りましが、多くの企業に共通していると感じたことは、“「想い」がある良いサービスや商品でも販路開拓の仕組みや力が無いとモノは売れない。”ということでした。私は、そんな世界をより良くしていく力を秘めた数多の企業を後押ししたいという気持ちから株式会社ValorieAIを創業しました。1社でも多くの企業やそこで働く人財の成長を牽引することが、次の世代がより良く生きる世界を創る糧になると信じ、株式会社ValorizeAIはノウハウやリソース起因の営業課題をAIエージェントやセールスBPO事業で解決していきます。