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SalesZine Day 2025 Summer

2025年7月24日(木)13:00~18:20

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職場で良好な人間関係を築くための7つの秘訣

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職場の人間関係を劇的に改善する7つのポイント

1.会話力より“距離を縮める”ことを心がける

 人間関係というとどうしても「会話力を身につけないと」と考える。そうではなく重要なのは“相手との距離を縮める“ことだ。

 まずは5秒の声がけから始めてほしい。感じ良く挨拶していれば、だんだんと距離は縮まってくる。それができるようになったらランチに行ったり、飲みに行ったりするのもいいだろう。苦手なタイプにもとにかく声をかけてみる。こうした行為の積み重ねで人脈は広がっていくものだ。

2.万人から好感を持たれる見た目を心がける

 第一印象で信頼を得られるかが決まる。服装、髪型、表情、持ち物──すべてが信頼の材料になる。個性的になりすぎると「この新人はちょっとなぁ……」と距離を置かれてしまう。

 これでチャンスを逃している人が少なくない。自分の好みはプライベートだけにして、会社では万人に好かれる見た目を心がけてみよう。

3.感謝を形にする

 上司や先輩から何かしてもらった際「助かったな」と思っているだけでは伝わらない。「ありがとうございます」と言葉にして伝えよう。

 できるかぎりメールより直接伝えたほうが良い。さらにできるならちょっとしたプチギフト(その人が飲んでいる飲み物、コンビニスイーツなど)をあげるのも良い。とにかく感謝を形にする人が良好な人間関係を築く

4.雑談で関係を深める

 雑談はただの暇つぶしと考えるべきではない。相手の関心を探り、距離を縮めるための“コミュニケーションツール”である。ポイントは「相手が何に興味を持っているか?」に重点を置くこと。相手の関心ごとがわかればコミュニケーションは取りやすくなる。

 たとえば上司が巨人ファンとわかれば、巨人が勝ったときに「昨日の試合、良かったですね」と声をかければ良い。これだけで関係は何倍も深まっていく。

5.最強の武器“裏褒め”を活用する

 会社の人にイラっとすることもある。人間だから当然だ。そのままにしておくとそれが雰囲気で伝わり、どんどん関係は悪化していく。

 そこで人間関係構築の最強の武器である“裏褒め”を活用する。相手の良いところを見つけ、本人がいないところで「あの人すごいよね」と誰かに言ってみる。これからいい形で本人に伝わり、気づけばいい関係になる。

6.ザイアンスの法則を活用する

 ザイアンスの法則とは人に何度も接することで、その人への好意や親近感が増す心理現象のことをいう。

 上司や先輩に対して“報告、連絡、相談”など、積極的に接触していく。直接声をかけてもいいし、テキストでやりとりするのでも良い。接触頻度が多くなるにつれ、上司や先輩と良好な関係が築けるものだ。

7.コンディションを整える

 人間関係に悩むとき、実は自分のコンディションが悪いことが原因なことも少なくない。

 体が疲れている、睡眠が足りない、良いものを食べていない……こんなときは誰でもイライラするものだ。体調が良くない状態では良い人間関係は築けない。

 良いコミュニケーションは良いコンディションから。まずは体に良いことをひとつ始めてみる。コンディションが整えば、人間関係も整っていく。

人間関係に悩んだら一歩踏み出してみよう

 人間関係は小さなことの積み重ねだ。今日やって明日構築できる、というものではない。だからこそ、小さな行動、小さな気遣いが、大きな差になる。

 孤独やストレスを感じたら、まず自分から一歩踏み出してみること。やれば必ず人間関係は改善される。20代のうちに“人間関係のコツ”をつかめれば、これからの人生は明るいものとなる。

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この記事の著者

営業サポート・コンサルティング株式会社 代表取締役 菊原智明(キクハラトモアキ)

群馬県生まれ。大学卒業後営業の世界へ。「口ベタ」、「あがり症」に悩み、7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。その後訪問から”営業レター”に手法を変えたことで4年連続トップの営業マンに。2006年に独立、講演活動、研修を行っている。2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を伝えている。2025年までに83冊の本を出版。ベストセ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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