ディグロスは、普段から商談を行っている全国20〜60代の男女を対象に、商談の成約率に関する調査を実施した。
調査概要
- 調査期間:2025年3月17日~3月24日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:普段、仕事で商談をしている全国20〜60代の男女
- 有効回答数:102人
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
約半数が商談成約率20%以下

「現在の商談成約率はどの程度ですか?」という質問に対し、もっとも多かった回答は「11〜20%」(25.5%)だった。次いで「21〜30%」(21.6%)、「5〜10%」(16.7%)と続いた。
2週間以内に商談を成立させる人が65.5%

次に「商談から成約までの平均的な期間(リードタイム)はどれくらいですか?」と質問したところ、もっとも多かった回答は「1週間〜2週間」(23.5%)で、次いで「3日〜1週間」(22.5%)、「24時間〜3日以内」(15.7%)という結果となった。
商談時にもっとも苦戦するポイントは「価格交渉」

次に「商談時にもっとも苦戦するポイントは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、もっとも多かったのは「価格交渉」(54人)で、半数以上が苦戦していることがわかった。僅差で2位となったのは「顧客ニーズの把握」(52人)で、3位は「競合他社と比較される」(39人)だった。
「その他」の具体的な回答内容
- 人間関係構築(40代男性/正社員)
- ニーズの顕在化(30代男性/正社員)
- 出来レースで比較したと社内に報告するためだけに検討先にされる(30代男性/正社員)
もっとも成約率が低下する要因「ヒアリングや説明の不足」が最多

「成約率が低下する主な要因は何だと思いますか?(複数選択可)」という質問に対し、もっとも多く挙げられた回答は「ヒアリングや説明の不足」(44人)だった。次いで、「商品・サービスと顧客ニーズのミスマッチ」(39人)が2位にランクインした。3位には「競合他社の商品・サービスが選ばれた」(29人)が挙げられた。
営業活動で不足しているリソースは「営業研修」

次に「営業活動において、リソースが不足していると感じる点は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、もっとも多くの回答数を得たのは「営業担当者のスキルアップのための研修」(39人)で、人材育成の重要性が際立つ結果となった。
次いで「顧客情報の収集・分析力」(38人)が僅差で2位となり、3位は「商談に充てられる時間」(31人)となった。
7割以上が商談は外部サービスで解決すると回答

最後に「見込み顧客との商談を外部に任せられるサービスがあれば、自社の営業活動の課題は解決すると思いますか?」と質問したところ、もっとも多かった回答は「ある程度解決すると思う」(54.9%)となった。