HQ(読み、エイチキュー)は、日本生命保険と業務提携を締結し、日本生命保険による福利厚生「カフェテリアHQ」の提供を開始した。

提供開始の背景
HQが2024年4月から提供を開始したカフェテリアHQは、AIを活用したレコメンドエンジンを搭載することで、人事戦略および1人ひとり異なるさまざまなニーズや悩みに応える福利厚生の提供を可能にしている。これらは、従業員利用率につながるだけでなく、人事戦略上の効果もあることから、日本生命保険による取り扱いが決定した。
日本生命保険はかねてより、人的資本経営を目指す企業に向け、人的資本経営に必要な要素を補完する商品・サービスを提供してきたところ、2024年12月にHQが実施した20億円のシリーズB資金調達において、日本生命グループのCVCであるニッセイ・キャピタルより出資を受けたことを契機に、日本生命保険との戦略的パートナーシップの検討を開始し、このたびの業務提携に至った。
HQと日本生命保険は、日本生命保険の販売網を活かしてカフェテリアHQを提供するのに伴い「人的資本投資プラン」を新設し、カフェテリアHQを活用した福利厚生制度の再構築を提案する。
「人的資本投資プラン」の概要
人的資本投資プランは、次の特徴を有し、顧客企業に価値を提供するカフェテリアプラン(選択型福利厚生)になる。
1.AIを活用することで、1人ひとりに合わせたレコメンド機能を実装。従業員にとっては、多岐にわたる福利厚生サービスの中で、必要な制度を容易に利用することが可能になる。
2.福利厚生制度を一元管理することが可能となり、企業の現在の福利厚生制度など、さまざまな福利厚生制度を人的資本投資プランを通してワンストップで提供することが可能になる。
3.導入効果や利用状況の詳細を可視化することが可能となり、制度のPDCAを回すことで、投資対効果の最大化、企業の人的資本経営の後押しをすることが可能となる。